2020年11月16日のあさイチで和食料理人の小林雄二さんが「焼きサバのみそ煮」のレシピを紹介してくださいました。
「サバのみそ煮」って、和食の定番でありながら作るのは意外に難しい。
今回紹介してくださったレシピは、まずサバを焼くことで臭みを抜きます。
これなら失敗なく臭みが抜けそう!
一緒に作り方をみていきましょう。
焼きサバのみそ煮の作り方
材料
(2~3人分)
サバ | (半身)1枚 |
塩 | 適量 |
小麦粉 | 適量 |
油 | 小さじ1/2 |
しょうが(せん切り) | 適量 |
煮汁(というよりは、たれ♪)
水 | 200ml |
酒 | 100ml |
砂糖 | 120g |
赤みそ | 200g |
しょうゆ | 小さじ1/2 |
作り方
1. サバの皮側に深さ1センチ程度の切り込みを1センチ間隔で入れる。
6等分し、両面に塩(二つまみ程度ずつ)をふる。
全体に小麦粉を薄くまぶす。
※細かく切れ目を入れることで、切れ目から臭みの元になる雑味が抜ける。
2. フライパンにサラダ油を熱し、(1)を皮を下にして並べ、弱めの中火で2~3分間、焼く。
出てきた脂は紙タオルで拭き取る。
上下を返し、弱火にして、様子を見ながら4分間ほど焼く。
※中まで火が通っていなくても、後でみそだれの中に入れて余熱で火が通ります。
3.鍋に酒を入れ、強めの中火で沸かしたら、水を加えてさらに沸かす。砂糖を加えて溶かし、みそを加えて溶く。
しょうゆを加え、ひと煮立ちさせる。
4.弱火にし(2)を加え、30秒間ほど煮る。
※「煮る」という感覚ではなく、濃い目のたれをつけて食べる感覚。

煮汁はたくさんできるので、他の青魚の調理に使ってみましょう!
サバの切り身の選び方
サバ等の青魚は鮮度が落ちやすいので、なるべく新鮮なものを購入したいですね。
お魚屋さんで買うなら鮮度の高いものが多いかもしれませんが、スーパーの切り身は分かりづらいので、選ぶ時のポイントをまとめてみます。

サバの旬って知ってますか?
マサバ(平サバ)の場合は秋~冬が脂が乗っていて美味しいよ。
ゴマサバ(丸サバ)は、年中出回っていますが、夏のゴマサバは美味しいとよく言われるようです。
●お腹がふっくらとしていて、皮に皺が寄っていないもの
スーパーで売っているサバは、切り身が多く、皮目が上の状態でパックされているので、まずは皮の状態を見てみましょう。
●パックの横からさばの身が確認できるようなら、身に細かい白い線が無数に入っているものは油が乗っています。
ひとつだけ見ても分かりにくいかもしれないので、いくつか見比べてみると良いかも!
良い状態のものが分かりにくければ、悪い状態のサバを避ける方法もあります。
× おなか周りがドロッとしていて、あばら骨が浮いているのが見える。
× 皮がシワシワ。
鮮度の見極めは「慣れ」だと思いますので、分からないなーって時は、夕方のスーパーに行ってみてください。
値引きシールが貼ってあるものと、そうでないものを見比べてみると一目瞭然ですよー。