2020年11月9日の「きょうの料理」では料理研究家のタサン志麻さんが「鶏肉のきのこペースト詰め」のレシピを紹介してくださいました。
簡単だけど凝っているように見えるので、クリスマスのおもてなしにもいいなと思いました。
きのこのペーストは作り置きしておくと、パンにつけたり、サラダのトッピングにもなって便利です。時間もかかるのでたくさん作り置きしてしまいましょう!
「鶏肉のきのこペースト詰め」のレシピ
詰め物というと手がかかっているように見えるお料理ですが、味付けはタサン志麻さんらしく塩・こしょうだけというシンプルさ。
思ったよりも簡単に作れそうです♪
材料
2人分 | 4人分 | |
鶏もも肉 | 大1枚(350g) | 大2枚(700g) |
きのこペースト | ||
まいたけ | 1パック(100g) | 2パック(200g) |
玉ねぎ | 1/2個(100g) | 1個(200g) |
にんにく(みじん切り) | 1かけ分 | 2かけ分 |
塩 | 3つまみ | 6つまみ |
水 | 大さじ2 | 大さじ4 |
サラダ油・塩・こしょう | ||
クレソン(なくても良い) | 適量 | 適量 |
1人分 470kcal 塩分1.8g
作り方
1. きのこのペーストを作る。
フライパンに油をひき、たまねぎ、まいたけ にんにく、塩を入れて弱火で炒める。
水大さじ2を加え、ふたをして弱火で30分蒸し煮にする。
※先に塩をすることできのこの甘みを引き出す
2. ふたを取って水気が飛んでいれば、ペーストの完成
※水分が残っている場合は、中火で水気を飛ばす
3. 鶏肉の皮を袋になるようにはがす。
※なるべく破らないように、皮と身の間にポケットを作るイメージで。
4. 2のペーストをポケットに詰めて、ポケットを留めるイメージでつまようじで留める。
5. 塩、こしょうをふる。
※皮目はサラッと、身側にしっかり塩・こしょうをする。
6. フライパンに油をひき、皮面から弱火で表面がカリカリになるまでじーっくり焼いていく。
※おもしをのせて焼く(700g~1㎏ぐらい。番組では耐熱ボールに水を入れて乗せていました。)
7. おもしを外して身側も焼く。
※ひっくり返すタイミングは、鶏肉の周辺1㎝の色が変わるぐらい。
皮目を焼いている間に8割方火を通すイメージ
9. 焼きあがったら、食べやすい大きさに切り、お皿にもりつけて出来上がり。
※緑(クレソン等)を添えるとキレイ♪
鶏肉の皮をそのままポケット代わりに使うのは、とても簡単で楽しいですね。
味付けはシンプルに塩・こしょうだけなので、ポケットに挟むものを変えれば色々バリエーションが楽しめそうです。
残ったポテトサラダなんかを詰めて焼いてみても美味しそう!
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塩ひとつまみって、どれぐらい?
このレシピの味付けの決め手は「塩」!
塩・こしょう以外の味付けがないので、塩加減がとても重要です。
作り方に出てくる「塩ひとつまみ」って、どれぐらいか分かりますか?
「塩ひとつまみ」
親指、人差し指、中指の3本で軽くつまんだ分量(小さじ約1/5)です。
このレシピに出てくる「塩3つまみ」は、だいたい小さじ3/5ぐらいということですね!
ちなみに「塩少々」は親指と人差し指の2本でつまんだ分量(小さじ約1/8)です。
もちろん、手や指の大きさは人それぞれなので、あなたの「少々」や「ひとつまみ」がどれぐらになるのか、一度は量ってみるといいかもしれませんね!
タサン志麻さんの「きのこと豆の豆乳みそ煮」のレシピはこちら↓